
「放課後等デイサービス(放デイ)」を一言で言うと、障害のある学齢期の子どもたちが、学校の放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる「福祉の学童保育」のような場所です。
単に預かるだけでなく、一人ひとりの特性に合わせた自立支援や、日常生活の訓練、地域交流の機会を提供することを目的としています。
1⃣利用対象となる人
年齢: 小学校1年生〜高校3年生(場合により20歳まで延長可)。
条件: 身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む)のある子ども。
- ※必ずしも「障害者手帳」は必要ありません。医師の診断書や「受給者証」があれば利用可能です。
2⃣主なサービス内容
施設によって特色は異なりますが、一般的に以下のような支援が行われます。
- 自立支援・個別療育: 学習支援、言葉のトレーニング、手先の訓練など。
- 集団適応訓練: お友だちとの遊びを通じて、社会ルールやコミュニケーションを学ぶ。
- 創作・余暇活動: 工作、料理、外出イベント、スポーツなど。
- 居場所の提供: 学校後のリラックスできる場としての役割。
3⃣利用料について
原則として費用の1割が自己負担となりますが、世帯所得に応じて「ひと月あたりの上限額」が決まっているため、比較的安価に利用できる仕組みになっています。
| 世帯の所得区分 | ひと月の負担上限額 |
| 生活保護・市町村民税非課税世帯 | 0円 |
| 世帯年収 約890万円まで | 4,600円 |
| 世帯年収 約890万円以上 | 37,200円 |
4⃣利用までの流れ
①見学: 気になる事業所(施設)を探して見学・体験に行く。
②申請: お住まいの市区町村の福祉窓口で「受給者証」の申請を行う。
③支給決定: 審査を経て、月に何回利用できるか(支給量)が決まる。
④契約: 利用したい事業所と契約を結び、利用開始。



ポイント
最近は「運動特化型」「学習支援型」「IT・プログラミング型」など、特定のスキルに力を入れている事業所も増えています。お子さんの性格や「伸ばしたい力」に合わせて選ぶのが一般的です。